Jesus(ジーザス)とは言わないほうがいい

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文化・風習

日本でもよく聞く Jesus という英語。今日はこの言葉について知っておいてほしいことを紹介します。

 

Jesus!はスラング

私のニュージーランド人の友達Matthew(20代)がよく言うのです。

 

“Jesus!”

 

行きたかったお店が休みだったり、自販機でお札が使えなかったり、電車が遅延して来なかったり。そういう時に悔しそうに言ってます。なんとなく男の人が使う言葉なのかなぁ?と思ってはいたのですが、覚えた言葉はとにかく使いたい私。ちょっと悔しいことがあった時に自分のFacebookの日記で使ってみましたよ。

 

すると私の英語の師匠Steveさん(40代)からメッセンジャーに通知が。

 

Shikiさん、Jesusをそのように使うと気を悪くするクリスチャンがいます。気を付けてくださいね。

 

と教えてくれました。えぇ、それはもう上手な日本語で。

 

わ!そんなまずい言葉だったの!?と思い、私は急いでJesus! という言葉を消して “Oh my god!” に差し替えようとしました。でもこの流れから God も使いづらいなぁと思い、 “Oh no!” に替えました。(´▽`)無難なり

 

Jesus!(ジーザス) は、イエス(キリスト)の英語読みで「神様お願いします!」という意味で使われるそうですが、転じて「なんてこった!」とか「くそったれ!」という表現でも使います。

 

Matthewは「なんてこった!」の意味で使っていました。友達の間で使うには問題ないと思います。でも私はFacebookに書いてしまいました。。。私のFacebookは友達のみの公開ですが、友達の宗教までは知りません。敬虔なクリスチャンもいるかもしれないですよね。使うべきじゃなかったです。

 

Steveさんは私に綺麗な英語を使ってほしいと思ってくれているのだと思います。ありがたいことです。たしかに「くそったれ」って良い言葉ではないですよね…。(´・ω・`)日本語でも言ったことないよ

 

Jesus2

 

代わりにどんなフレーズを使えばいい?

繰り返しますが、oh my god! も god という言葉が入っているからちょっと使うの躊躇しますよねぇ。

 

でも実は “Oh my god!” は使っても指摘されたことはないのです。 Jesus! の方が直接的で強すぎる言葉なのかもしれませんね。固有名詞だし…
ちなみにOh my god!を避けるために Oh my gosh!Oh my goodness! と言う人も多いです。

 

さらにMatthewは最近違う言葉を使っていることに気づきました。

 

Geez! (ジーズ)

という言葉です。チャットでは Oh geez! と打ってくることが多いです。これもスラングです。Jesusをスペルを変えて直接的になるのを避けています。

 

こんな言い方もあるのか~と思ったのですが、Jesusの時のトラウマで自分で使うのがこわいので、Matthewに「geezは男の人が使う言葉?女の人や年を取った人が使っても問題ない言葉なの?例えば私(妙齢の主婦)が使ったらMatthewはびっくりする?」と質問しました。

 

「男だけじゃないよ!女の人もよく言う言葉だね。年齢も特に気にしなくていいと思う。」

 

と返事がきました。
…ありゃ、私が使っても変じゃないのかって質問の返事がないよ?まぁたぶん変じゃないのでしょう。Jesusよりも弱いので誰でも使えるカジュアル言葉のようです。Jesusの代わりに使ってみてください。ちなみに私は Oh my gosh! が自然に出るようになっています。でも書き言葉の時は Oh my goodness! を使います。なんか字面が好きです。

 

まとめ

・Jesus!はなんてこった!の意味。強い言葉なので宗教上避ける人も多いので使用には注意が必要。

・代わりに Oh my goodness! や Oh geez! などが使われる。

 

知らないとは恐ろしいことですね。でも失敗しないとわからないこともいっぱい。間違いを教えてくれた友達に感謝です。こうやって情報をシェアすることができましたし。みなさんお気を付けくださいませ。

 

~おまけの英語~

「敬虔なクリスチャン」を英語で言うと、a pious Christian です。発音を無理やりカタカナで書くと「パィァス」という感じになります。

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