私はお酒が弱いです。飲むとすぐ顔が赤くなって、こめかみがドクドクと脈を打ちだし、醒め始めると寒気がしたり眠くなったり頭痛になったりするので家でしか飲めません。しかもちょびっとだけ。ほんと味見程度。
いやいや、そこまでして飲まなくてもいいんじゃないの?というツッコミは…受け付けませ~ん(-ω-)ノシチッチッチ
ワイン、梅酒、日本酒の味が好きなので、ちょびっと楽しみたいのです。そういう人も少なくないですよね。今日はそんな人にうってつけの英語です。
「お酒が弱い」は weak じゃない。
「お酒が弱いんです。」と英語で言いたい時、つい “I’m weak alcohol.” と言いたくなりません?私はなっていました。「お酒が強い」 も “I’m strong alcohol.” と言えると思ってました。
でもこれ英語では通じない…というか分かりにくいそうです。お酒が強い、弱いという表現はあくまで日本人の表現方法。”I’m strong/weak alcohol.” は日本語を英語で話しているに過ぎないのです。
日本語を英語で話す。
これやってしまいがちですよね。日本人なんだからしょーがない( ̄▽ ̄) 誰も悪くありません。堂々と日本語を英語で話してやりましょう!間違ってたらその時覚えればいいんだから!通じないかも…と恐れているといつまで経っても英語は話せるようになりません。
私なんて典型的な「日本語を英語で話す日本人」です。通じない時はみんな「ん?(´・ω・`)」と困った顔をしてくれるので大丈夫です。困ってもらえばよいのです。そのうち向こうが察してくれます( ̄▽ ̄)他力本願じゃ 最終的に通じればよいのです。
英語を話す時は多少図太くなった方が英語上達の近道になると思います。遠慮しないでどんどん間違った英語を話しましょう!間違えれば間違うほど正しい表現をいっぱい教えてもらえますよ♪
話がずいぶん逸れましたが「お酒が弱い」の英語は weak は使いません。
お酒が弱いは英語でなんて言えばいいの?
I can’t drink a lot.
I can’t drink much.
などと言います。「お酒があまり飲めません」という表現です。
I can’t drink. だけだと全然飲めませんという表現になりますよ。
しかしこれはどこの英語サイトでも紹介されている表現です。
わざわざ楽しく英語を知るブログで知らなくても良い表現だと思います。
今年(2016年)久しぶりにニュージーランドに遊びに行った時に、私の友達(日本人)のパートナー(kiwi)が面白い表現方法を教えてくれました。*kiwiとはニュージーランド人の愛称です。
My body doesn’t agree with alcohol.
agree with (~に賛成する)を使うんです!これ面白くないですか?(^o^)
「私の体がお酒に賛成しない」んです。まったくもってそのとおり!!
My body doesn’t agree with alcohol. の発音を無理やりカタカナで書くと「マイバディ ダズン アグリィ ウィッ アゥコホォゥ」です。
(with の”ウィッ”は、ウィズと言いたいところを寸でのところで思いとどまる…という感じでウィッと言えば、いい感じにネイティブの with っぽくなりますよ。寸でのところで思いとどまるので、舌の先が上の前歯の内側につきます。お試しあれ!)
I agree with you.「あなたに賛成です。」「あなたの言うとおり。」という英語の表現は日常会話で本当によく使います。なので My body doesn’t agree with alcohol. というフレーズはすぐ覚えてしまったし、一度聞いただけで忘れなくなりました。とっても英語的でおもしろい表現だと思いました。
これはスラングで正しい英語表現ではないと彼は言ってましたが、下品な表現でも悪い言葉でもないし、どんどん使いたいなと思いました。実際別の友達に使っても通じましたよ(*^^*)
My body doesn’t agree with alcohol.
ちょっと長いので一般的な I can’t drink a lot. の方が言いやすいかもしれません。お好きなフレーズを使ってください。
さらにレストランでノンアルコールカクテルとか頼みたい時は、このフレーズに加えて
Do you have non-alcoholic cocktails?
と聞けばOKです。non-alcoholic の発音はノンアゥコホリックです。
ちなみに「お酒が強い」は I drink a lot. とか、I’m a heavy drinker. で良いと思います。たくさん表現方法があるのでこれ以外のフレーズも正解ですし、私が紹介したフレーズももちろん使えますので安心してくださいね!
~おまけ~
イラストでkiwiの男性が Me either. (僕もだよ) と言っていますが、これは文法的には正しくありません。正しくは Me neither. ですが、口語では either と言うことが多いようです。ミィニィザァと言うよりミィイィザァと言う方が口が楽だからだそうです。でもこれはアメリカ英語のようですので、このイラストで使うのは間違いだったかもしれません(NZでの出来事だったので)。こんな言い方もあるんだなぁくらいに思っておいてください(*^^*)