今日は good という英語の意味についての紹介です。
good の意味なんか日本中のみんなが知ってるんですけど…
とツッコミを入れたいアナタ!ちょっと待って下さい。
アナタが思ってる good とはニュアンスがかなり違うかも知れませんよ!
goodは”良い”という意味、だけど…
私もずーっと思ってました。good は「良い」という意味だと。
そして good より great の方がさらに「良い」という意味になる事もわかっていました。
でも頭でわかっているだけで、心からわかってなかった事に気づかされました。
goodは確かに「良い」という意味です。
でも場合によってはそんなに「良い」わけではない事に気づいてしまいました。
goodはあくまでもgood
は?何言ってんの? (^^;
という見出しですよね。
でも私の体験談を読むと、この意味がわかると思います。
私が「good って単に good なだけなんだ…」と悟ったエピソードを紹介します。
私がニュージーランドに滞在していた時の話です
友達(日本人)の家で、パートナーのKiwi(NZ人の愛称)の男性も一緒に3人でおしゃべりを楽しみました。
でも私の英語ほんとダメダメなんです!ここで偉そうに英語の紹介してますが、会話となると瞬発力のなさ、NZ英語の速さ、男性のボソボソした話し方に手こずって、ほんと会話に苦労しました。
でもそのKiwiの兄ちゃんは「キミの英語は good だよ!」とほめてくれるのです。
good とほめられると安心します。でも自分では、
全然 good じゃないし!やっぱり外国の人はお世辞が上手いなぁ…
と(NZでは)自分が外国人のくせに「外国人のリップサービスすげぇー!」と思ってました。
Kiwiの兄ちゃんが用事で外出した時に、友達と二人になったので日本語の会話に戻しました。
その時に「みんな私の英語は good だって言ってくれるけど、自分では全然そう思わないんだよね。みんな褒めるのうまいよねぇ〜」と言うと、友達は
「Shikiの英語は本当に good なんだと思う。ちゃんと意思の疎通ができてるし、言葉に時々つまるところはあったり、聞き取れない部分があっても、ちゃんと聞き返して確認もするし、何も問題ないから大丈夫なんだよ!本当に英語ができない人はまったく会話にならないんだから」
と言ったんです。
私はその瞬間に、「あ!good ってそういう意味なんだ!」と理解してすごく納得しました。
そして彼らがお世辞を言ってるわけでもなく、本当に good だと思っているんだ!ととても安心したのです。
意味わかりましたか?
goodのニュアンス
このエピソードでなんとなく分かってもらえたと思います。
good は「大丈夫」というくらいの「良い」というニュアンスだと言うことを。
すごくイイ!でもなく、素晴らしい!でもなく、大丈夫!なんです。「可」くらいの意味なんです。
褒め上手の彼らなら、「すごく良い」なら great や excellent という言葉を使うんです。
それに気づいた時、私は本当に納得して、褒められすぎてるわけではなかった事に安心しました。
同時にやっぱり私の英語は「可」程度なのね…とちょびーっとだけ落ち込みました。(´・ω・`)アンタ英語堪能と思ってたの?
good の持つ意味、ニュアンスわかってもらえましたか?
でも待って?
good boy って子供や犬を褒めたりするあの言葉は褒めてないの?
( ´д`ll)褒めてないなんて子供かわいそう…
もちろんシチュエーションによっては great に近いくらいのほめ言葉になる事もあります。
Good boy! なんかは「いい子ね〜」と本当に褒めてるんだと思います。
でもこれも決まり文句みたいなものなので、めっちゃ褒めてる!というところまではいかないのかなぁ?という感じです。どちらかと言うと「いい子いい子♡」と愛情を伝えてる感じでしょうね。(Shiki的見解)
「おいしい」を意味する good も「普通においしい」くらいのニュアンスだと思います。すごくおいしかったら So good! と so がついたりします。
Good job! という言葉もよく聞きますよね。あれも「お疲れ様!」「よくやった!」くらいの感覚で、ほんとに素晴らしい事を成し遂げたなら Great job! と言ったりするでしょう。
Good job! は上から目線的なニュアンスがあるとも聞いたので、使う時は気をつけてください。
good はほめ言葉と言うよりは、相手を認める言葉なんだなと気づきました。気づかせてくれた友達に感謝!
まとめ
good は相手を認めているというニュアンスの英語だった
good と言われて、「そんなに褒めないで。逆にプレッシャーだよ!」と相手の言葉をお世辞と思ってしまっていたあなた。
相手は本当にあなたの事を「大丈夫」と認めているんです。お世辞じゃないし、ほめまくってるワケでもないとわかれば、気負いする事もなくなりますよね。
great じゃないんだ…と落ち込んでるでしまうかも知れませんが、相手は本心でOKだと言ってくれてる事を悟って自信を持ってくださいね!私も自信持とうと思います!
ちなみにKiwiの兄ちゃんは Your English is quite good! と言ってくれました。quite って「かなり」という意味です。うーん、自惚れちゃおうかなぁ?(*ノ∀`*)でへへ、でへでへ♡ (´・ω・`)気持ちわる…
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