「気をつけて」という英語は色々あります。
Take care.
Be careful.
この二つがよく聞く英語のフレーズですよね。使い分けできますか?
Take care と Be careful の違いや、「台風や地震に気をつけて」と言いたい時の英語も紹介します。
とても大切な英語なのでぜひ覚えてください。
「気をつけてね」の英語3つの違いは?
気をつけてねという英語は主に3種類あります。
まずは、冒頭に出てきた Take care と Be careful の英語の違いを紹介します。
Take care は「体に気を付けてね」などの抽象的な、精神的なことに使う言葉のような感じがしています。
Be careful は怪我など自分の身に危険を伴う時や、ちょっと強く注意を促したい時に使う言葉かなぁという感覚を持っています。
Take care にはやわらかい優しさを感じ、Be careful には厳しさを感じます。(Shiki的見解)
そして私はこの2つの他に、さらに素敵な「気をつけて」を手に入れましたよ。
友達のFacebookのコメントで知りました。
友達が海外旅行に出かける時にかけた言葉なんです(ちょっと治安が心配な国でした)。
私はその人のコメント欄に “Take care!“ と書いたのですが、英語ネイティブの人はこのようにコメントしていました。
Stay safe.
「安全に気をつけてね」「安全でいてね」という言葉です。
私はこのコメントを読んだ時にキュンとしました。
たった二言なのになんて心がこもった言葉なんだろう!とすごくすごく感動しました。
大げさかも知れないのですが、とっても素敵だな、優しいなと思って、ひと目見て忘れられない言葉になりました。
もちろん Take care も十分通じる英語です。
でも Stay safe の方がもっと具体的で適しているなと思いました。
ちなみに Stay safe とほぼ同じ意味で Be safe や Keep safe という言い方もあります。
どれを使ってもOKです!
微妙なニュアンスの違いを知るのって難しいですよね。
こればかりは使いながら感覚をつかんでいくしかないなぁと思います。
本を読んだり、ネイティブのやり取りを注意深く聞いたり。
英語のアンテナをいっぱい張っておきましょうね。
例文で問題
Take care /Be careful /Stay safe の使い分けできそうですか?
ちょっと問題を出してみますね!考えてみてください(^^)
- 電話を切る時
- 包丁で野菜を切る時
- 風邪を引いた人にお大事にと言う時
- 友達の住む地域に台風が来る時 (最後に英訳を載せてます)
- 並々注がれた熱いスープをテーブルまで運ぶ時
- しばらく会わない人との別れ際のあいさつ
しんきんぐた~~いむ!
( )(_・ )(・_・ )(・o・)( ・_・)( ・_)( )
ちっちっちっち ちっちっちっち ちーーん!
TIME UP!
では答えです。
- 電話を切る時 - Take care
- 包丁で野菜を切る時 - Be careful
- 風邪を引いた人に「お大事に」 - Take care
- 友達の住む地域に台風が来る時 - Stay safe
- 並々注がれた熱いスープをテーブルまで運ぶ時 -Be careful
- しばらく会わない人との別れ際のあいさつ - Take care
こんな感じです。なんとなくでも分かってもらえたらOKです!
迷ったらTake care で全部通じる!
はいしかしここでなんとなんとのどんでん返し!!
私の英語の師匠 Steveさんに、確認のため使い分けの質問をしてみたところ
上記の使い分けはばっちりですよ!
とお墨付きをもらったのですが、
Take care は全ての状況の「気を付けてね」に使えるそうです!!!
は~便利!こりゃ便利!迷ったら全部 Take care! 上の問題なんのためにやったのか!(゚Д゚ )ほ~こりゃこりゃ
Steveさんのアドバイスで気付いたのですが、take care の基本的なニュアンスは、「自分をケアしてあげてね」という感じで、一言で言うと
ご自愛ください
この言葉はいろんな場面で使えますよね。
take care だけでも十分ということがわかりましたが、色んなフレーズを覚えておけば、いざネイティブの会話を聞いた時にすぐわかるので、ぜひ3種類とも覚えておいてくださいね♪
「全然知らない」と、「自分では使えないけど知っている」では全然違いますからね。
英語のバリエーションとして覚えておいてください
台風や地震に「気をつけてね」の英語フレーズ
「台風に気をつけてね」「地震に気をつけてね」という英語を知りたい人も多いと思います。
Stay safe. だけじゃなく、きちんとした文を知りたくて検索されていると思いますので、私なりの英語ですが参考にしてください。
台風の場合
I’ve just watched a weather forecast.
A typhoon is approaching to your city (town), isn’t it?
Stay safe.
(今天気予報を観ました。あなたの町に台風が近づいてるんですね。気を付けてください。)
地震の場合
Did you have a big earthquake?
Are you okay?
Keep safe!(Be safe / Stay safe / Take care) ←どれでもOK
(大きな地震があったみたいだけど大丈夫?気をつけてね!)
a big earthquake の部分を
a heavy rain に替えると「大雨降ったみたいだけど大丈夫?」
a heavy snow に替えると「大雪降ったみたいだけど大丈夫?」という英語になります。
「何かあったら遠慮なく言ってね!」という英語
Let me know when you need my help!
(私の助けが必要な時は知らせて!)
被災した状況やその後を知らせてほしい時はこちらのトピックをどうぞ!
「いつもあなたを思っているよ!」と言いたい時
I’ll be there. (あなたのそばにいます)
という感じで伝えるといいですね。
今ここを読んでいる人の中には、災害に遭われた方を心配している人もいますよね。
あなたの大切な人の心に寄り添ってあげてください。無事を祈っています。
まとめ
気をつけてねという英語は主に3種類。迷ったら Take care と言おう!
今日の英語をもう一度まとめておきます。
- Take care. 全般に使える
- Be careful. 注意を促す
- Stay safe. 安全を心配している
よく使う英語なので、しっかりイメージできるくらい体にしみ込ませて、無意識に口から出るくらいになりましょう!
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