「気をつけて」という英語は色々あります。
Take care.
Be careful.
この二つがよく聞く英語のフレーズですよね。使い分けできますか?
いろんな「気をつけてね」の英語
Be careful は怪我など自分の身に危険を伴う時や、ちょっと強く注意を促したい時に使う言葉かなぁという感覚を持っていて、
Take care は「体に気を付けてね」などの抽象的な、精神的なことに使う言葉のような感じがしています。
Be careful には厳しさ、Take care にはやわらかい優しさを感じます。(Shiki的見解)
そして私はこの2つの他に、さらに素敵な「気をつけて」を手に入れましたよ。
友達のFacebookのコメントで知りました。
友達が海外旅行に出かける時にかけた言葉なんです(ちょっと治安が心配な国でした)。私はその人のコメント欄に “Take care!” と書いたのですが、英語ネイティブの人はこのようにコメントしていました。
Stay safe.
「安全に気をつけてね」「安全でいてね」という言葉です。私はこのコメントを読んだ時にキュンとしました。
たった二言なのになんて心がこもった言葉なんだろう!とすごくすごく感動しました。大げさかも知れないのですが、とっても素敵だな、優しいなと思って、ひと目見て忘れられない言葉になりました。
もちろん Take care でも十分通じる英語です。でも Stay safe の方がもっと具体的で適しているなと思いました。
ちなみに Stay safe とほぼ同じ意味で Be safe や Keep safe という言い方もあります。
微妙なニュアンスの違いを知るのって難しいですよね。こればかりは使いながら感覚をつかんでいくしかないなぁと思います。本を読んだり、ネイティブのやり取りを注意深く聞いたり。英語のアンテナをいっぱい張っておきましょうね。
例文で問題
Take care, Be careful, Stay safe 使い分けできそうですか?
ちょっと問題を出してみますね!考えてみてください(^^)
・包丁で野菜を切る時
・風邪を引いた人にお大事にと言う時
・友達の住む地域に台風が来る時 (最後に英訳を載せてます)
・並々注がれた熱いスープをテーブルまで運ぶ時
・しばらく会わない人との別れ際のあいさつ
しんきんぐた~~いむ!
( )(_・ )(・_・ )(・o・)( ・_・)( ・_)( )
ちっちっちっち ちっちっちっち ちーーん!
たいむあ~っぷ!
では答えです。
・包丁で野菜を切る時 – Be careful.
・風邪を引いた人に「お大事に」と言う時 – Take care.
・友達の住む地域に台風が来る時 – Stay safe.
・並々注がれた熱いスープをテーブルまで運ぶ時 – Be careful.
・しばらく会わない人との別れ際のあいさつ – Take care.
こんな感じです。なんとなくでも分かってもらえたらOKです!
迷ったらTake care
はいしかしここでなんとなんとのどんでん返し!!
私の英語の師匠Steveさんに、確認のため使い分けの質問をしてみたところ「上記の使い分けはばっちりですよ!」とお墨付きをもらったのですが、
Take care は全ての状況の「気を付けてね」に使えるそうです!!!
は~便利!こりゃ便利!迷ったら全部 Take care! 上の問題なんのためにやったのか!(゚Д゚ )ほ~こりゃこりゃ
でも色んなフレーズを覚えておけば、いざネイティブの会話を聞いた時にすぐわかるので、ぜひ覚えておいてくださいね♪ “全然知らない”と、”自分では使えないけど知っている”では全然違いますからね。
英語のバリエーションとして覚えておいてください(^^)
台風や地震の時の気をつけてねの英語
「台風に気をつけてね」「地震に気をつけてね」という英語を知りたい人も多いと思います。Stay safe. だけじゃなく、きちんとした文を知りたくて検索されていると思いますので、私なりの英語ですが参考にしてください。
~台風の場合~
I’ve just watched a weather forecast. A typhoon is approaching to your city(town), isn’t it? Stay safe.
(今天気予報を観ました。あなたの町に台風が近づいてるんですね。気を付けてください。)
~地震の場合~
Did you have a big earthquake? Are you okay? Keep safe!(Be safe / Stay safe / Take care) ←どれでもOK
大きな地震があったみたいだけど大丈夫?気をつけてね!
a big earthquake の部分を
a heavy rain に替えると「大雨降ったみたいだけど大丈夫?」
a heavy snow に替えると「大雪降ったみたいだけど大丈夫?」という英語になります。
「何かあったら遠慮なく言ってね!」という英語は、
Let me know when you need my help! (私の助けが必要な時は知らせて!)
被災した状況やその後を知らせてほしい時はこちらのトピックをどうぞ!
「いつもあなたを思っているよ!」と言いたい時は、
I’ll be there. (あなたのそばにいます)
という感じで伝えるといいですね。
今ここを読んでいる人の中には、災害に遭われた方を心配している人もいますよね。あなたの大切な人の心に寄り添ってあげてください。無事を祈っています。
コメント
こんにちは。
海外旅行をする私にとても役に立つ内容で、ビックリするやらうれしいやら。
ちょっとした言い回しって意外と出てこないので、ついつい、”Ya~”で済ませちゃいます。
ブックマークさせていただきますね。
コメントありがとうございます。みみさんのブログ拝読しました。ハワイ好きなので良いサイトに出逢えました(*^^*)
英会話は瞬発力なので、使い慣れてないとつい Ya~ になっちゃいますよね。シチュエーションで覚えると英語が口から出やすくなるので、ぜひ当ブログのイラストでイメージしていただけたらと思います。
ブックマークもありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。
同じ「気をつけて」でも
微妙に違う意味があるんですね。
「Take care」「 Be careful」くらいしか知りませんでした。
「Stay safe」っていう言葉もあるんですね。
とても、参考になりました。
また訪問させていただきます。
応援完了しました。
いろんなフレーズを覚えておけば、使えなくても理解できるようになるのでいいですよね♪ 旅行などの「気を付けて」は Safe trip! という言い方もよくしますよ。
わわわ!!
ハワイお好きなんですね。
うれし~~い。
今”細かいカテゴリ”を拝見したらハワイをみつけました。
実はお願いがあります。
私はナビちゃおハワイというサイト(http://naviciao.com/)で編集長をやらせていただいております。
ナビちゃおハワイはハワイに関する有意義な内容のブログやハワイの最新情報をみなさんにご紹介しているサイトです。
現在新企画を考えており、そこの掲載させていただくブログを探しておりました。
その企画とは”ハワイですぐ使える英語、お役立ち英語”です。
旅行でも英語を使う機会が多いですから、ちょっとした英文を知っていると便利かなって思っていました。
そんな英語をわかりやすく説明してくださっているShikiさんのブログは私の希望にぴったりでした。
Shikiさんのブログより毎回1記事ピックアップして、タイトル+10行程度のブログ記事の文章とイラストを紹介し”オリジナルブログをみる”でShikiさんのブログに飛ばします。
ナビちゃおハワイにつきましてはサイトをご覧になってくださいね。
掲載につきましてご質問がございましたら、記載の私のアドレス、またはナビちゃおハワイの問い合わせにご連絡いただいてもかまいません。
お返事はこのコメント欄、メルアド、またはナビちゃおハワイの問い合わせのどれでも結構です。
急なお誘いでビックリなさっていると思いますが、ぜひ良いお返事をお待ちいたしております。