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enoughのgh、phoneのphはなぜあるの?意味と発音の謎に迫る!

英単語の勉強をしているとおそらく誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

enough とか eight の gh てなに!?これ要る!!?(;´Д`)

思ったことないですか?
あと through とか cough とかね。

さらに、knife, know, knee の k も何コレ?要るの?も思ったことあります。

knight なんて出てきた日には

文字の半分発音してないよーーーー!!!( ゚Д゚)ノ

とつっこまずにはいられません。

他にもありますよ。phone です。alphabet や elephant もですね。

pの発音どこ行きましたの??(゚Д゚;

これらにつっこみ入れたくなるのは、中学生の英語の勉強あるあるではないですか?

私は中学生どころか今の今までつっこみ続けてきましたけれども。

Shiki

もう30ン歳…

でもアメリカ人の友達Emmaに質問して、やっとこの無駄(?)な文字の正体がわかりました。

目次

gh, ph, k はなぜあるの?必要なの?

enough の gh、phone の ph、know の k…。この字はなぜあるのでしょうか?

びっくりする答えを聞きました!

NZ在住の友人(日本人)に出演してもらいました!

まずは enough の gh の話から。

昔は gh も発音していたそうです。

え?これ発音してたの!?どうやって??

どうやって発音してたか気になりますね。

これはカタカナでは表せないんですが「グ」に近い発音です。喉の奥でグと言ってみてください。フランス語にもあるような発音ですね。

あとはサザエさんのやる「グゥワググ」というやつ。あれにも似ています。( ˊᵕˋ ; )若い人知らないんじゃ…?

いびきにも似ているかも。想像できましたか?

なので昔は enough は「イナフグという発音だったそうです。through も「スルゥという発音でした。

やたら発音しづらいですよねぇ…。
昔の英語ネイティブの人も難しいと思っていたようで、やがてこの発音は消えていきます。

言葉とは早く相手に気持ちを伝えるための手段なので、どんどん簡潔になっていきます。

日本語でもそうですよね。
ちょっと適切な例が浮かびませんが、例えば電話に出る時、昔は「申す申す」と言っていたそうです(所説あり)。

早く伝えようとしているうちに「もしもし」に変化していきました。

ghも同じような理由で早く伝えようとしているうちに音が落ちてしまったのでしょう。

ちなみに、enough, cough, laugh の gh は F として発音が残っています。

Kも同じような理由です。

昔は knife(クナィフ), know(クノゥ), knee(クニィ) と発音していました。

が、やっぱり昔の人もめんどくさ~…(;´Д`)と思ったようで、k の音は消えていき、文字だけが残りました。

英語はずいぶんとズボラな言語のようです。

では phone などの ph は?

phone とはそもそも telephone の略語です。

英語は色んな言語から言葉を借りてできた言語(主にギリシャ語、ラテン語、ドイツ語)だそうで、この telephone はギリシャ語が元となっています。

tele はギリシャ語で「遠く」を意味し、phone は「伝える、話す」という意味だそうです。

そしてここで衝撃の事実。

昔、英語には F という文字、発音がありませんでした。

そしてギリシャ語の ph という文字をそのまま借りて使っていたのです。

なので発音も ph(プという発音だったようです。
ハは息を吐くような弱い音。ビールを飲んでプハ~っとやるあれのような発音です。

なので phone は「プン」というような発音だったようです。alphabet も「アルプベッという感じです。言いづらっ!(*_*;

しかし後にギリシャ語に F という概念(発音と文字)が誕生し、ph は「フ」という発音に変わりました。

英語でも F が誕生し、昔からある言葉(単語)は発音が簡単な F に変化していきましたが、文字はそのまま残りました。

というわけで ph のつく単語があるのです。ph のつく単語は古い英語、fのつく単語は新しい英語ということがわかります。

Shiki

おもしろいですよね♪

では th の昔の発音は?

もうひとつ謎の文字 th がありますよね?もちろん聞きましたよ!

th も昔の文字がありました。ð という記号が文字として使われていたそうです。

しかしこの文字はやがてなくなり、代わりに th という二つの文字をあてました。

なので th がつく単語も古い言葉だという事がわかります。

現在 ð は発音記号として残っていますよね。私たちが超苦手なやつ…。

アメリカ人も苦手な人多いそうですよ。めんどくさくて da と発音する人もいるそうです。(例:This is the Sun. → Dis is da Sun.)

まとめ

enough の gh、phone の phは古代英語では発音していた!その名残が文字に残った。

gh, ph, k, th の謎が解けたのではないでしょうか?
私は言葉や文字、言語に関する話が大好きなので、この話は非常に興味深く楽しく聞くことができました。

それにしても難しかった!英語でこの話を聞いて理解することがまず難しかったです。さらにみなさんに紹介するために自分の中で消化し、説明できるようにすることも大変でした。

そしてこれを教えてくれたEmmaがすごい!私の低い低いレベルに合わせた英語を使ってこんな難しい話をしてくれるんですから!彼女はめちゃめちゃ頭が良いと思います。ありがとうEmma!

正確に知りたい方は図書館などで調べてくださいね!私の英語力では100%の説明ができてないと思いますので。。。

また英語のなぜ?何?を思いついたら、EmmaやSteveさんに質問して、みなさんにシェアしたいと思います!お楽しみに(*^^*)

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