何か困ったことが起きた時、ピーンチ!と言ってしまうことありますよね。
このピンチという言葉。これは英語なのでしょうか?それとも和製英語なのでしょうか?そもそもこのピンチって一体なんなのだ?当たり前に使いすぎてて、何語とか考えたこともない。という私と同じようなことを思ってる人もいるかと思います。
その謎を明らかにしますよ!
ピンチは和製英語…のようで和製英語でない?
Kateと話をしている時に、このピンチという言葉を使う必要が出ました。何の話だったかすっかり忘れたのですが、ヤバイ!というような話をしたかったのだと思います。で、ピンチと言いかけて、「あれ?ピンチって日本語なのかな?英語なのかな?ん?ピンチのスペルってもしかしてpinch?」と、色々悩み始めてしまいました。
その疑問をそのままKateにぶつけました。「ねぇねぇ、ピンチって英語なの?何か困ったことが起きた時、あなた達もピンチ!って言うの?ピンチのスペルって pinch で合ってるの?」と。
結論から言うと、ピンチは和製英語であり、英語です。
なんのこっちゃーーーー!!!( ゚Д゚)またワケわからんこと言ってる
ではKateの言葉に戻りましょうね。
「pinch だけだと和製英語ね。言いたいことはわかるけど、ちょっと違うかな。英語ではそういう危機的状況になった時は in a pinch って言うわよ」
うーーん、惜しい!すごく惜しかった!あとちょっとで立派な英語だったのに。日本人は和製にしちゃうのが得意ですねぇ。なんでも工夫して日本にうまく溶けこませちゃいます。日本人の工夫好きが、英語習得をピンチにしてますよねぇ……( ̄▽ ̄)どやっ!
というわけで、英語では
I’m in a pinch.
We’re in a pinch.
というように使います。ヤバイことが起きた時に使ってみてください!いやそんなヤバイ時に「あ、これ英語だったら I’m in a pinch. って言う状態だ!(´∀`*)ウフフ」なんて考えてる暇ないから!というツッコミは…受け付けます!\(^o^)/長いツッコミありがとう!
なぜ pinch という言葉を使うのか
別の日にEmmaと pinch の話題が出ました。Kateがピンチだけだと和製英語だよって教えてくれたんだよ~という話をしたんだと思います。で、私はまた疑問が湧きました。
「pinch ってつまむって意味だよね?なんでそんな言葉が危機的状況ってことになるんだろう?」
Emmaがまたわかりやすく教えてくれました。
「つまんだ指の先って狭くなってるでしょ?洗濯バサミを想像してもいいわよ。洗濯バサミの先は狭くなっていくでしょ?どんどん狭くなって出口(逃げ場)がなくなるでしょ?…ヤバイよね。」
な~~~るほど~~~!(゜o゜)That makes sense!
そんな狭い洗濯バサミの中にいるから、 in a pinch というわけなのですね!すごい!めっちゃ納得しました!そしておもしろかった!
私はこういう言葉の成り立ちを知るのがすごく好きなんです。楽しいし、納得するから忘れないし。辞書で「ピンチ = in a pinch」って覚えるより断然覚えやすいし忘れない!やっぱり勉強って「へぇ~~!」って思った方が楽しいですよね。学生時代にこんな英語を学びたかったなぁ。
みなさんも英語の勉強が I’m in a pinch! になったら、楽しく勉強する気持ちを思い出してくださいね!