アメリカ人は日本と中国がわからない!?

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ちょっと雑談

新型コロナウィルスが世界をパニックにしている2020年。ヨーロッパではアジア人が「コロナ」と呼ばれて差別の対象にされているという悲しいニュースが飛び込んできますね。

 

中国から感染者が出始めた新型コロナウィルス、新型肺炎。中国武漢を中心に爆発的に流行してしまいました。

 

なのでどうしても中国人は保菌者ではないのか?と邪推してしまい、遠ざけてしまう風潮になっています。

 

その対象は日本人にも広がってしまいました。日本でも感染者が出ていること、クルーズ船のニュースで世界の注目を浴びてしまったこと、そして欧米の人達にはぱっと見で日本人と中国人の見分けがつかないこと。

 

日本人とわかっていて差別をしてくる人もいれば、中国人と思って差別してくる人もいます。悲しいけど現実です。

 

と先週(3/6頃)下書きをして気づけばヨーロッパアメリカでもパンデミック。本当に心配です。コロナウィルスも経済も。これ以上感染者犠牲者が増えないこと、早く収束する事を祈るばかりです。

 

あ、今日はコロナウィルスの話がしたいのではないんです。ヨーロッパでの悲しいアジア人差別からふと思い出した、アメリカ人が日本を中国だと思ってるエピソードの紹介です。

 

NZで差別に遭った話

ワーキングホリデーでニュージーランドに住んでいた1年間で、私も何度か差別に遭いました。

 

 

語学学校の韓国人のクラスメイトとスクランブル交差点を渡っていた時、後ろから高校生くらいの少年2人から思いっきり「サイツェン!!!」と叫ばれました。びっくりしたけど冷静に振り返って、

 

We aren’t Chinese.

 

と答えました。(´・ω・`)事実だし
すると少年2人は、

 

Sorry…

 

とあっさり謝ったんです(笑)
Okayと許してあげました。( ̄∀ ̄) ←超上から

 

なんと素直な男の子達でしょう。そんな素直に謝るなら最初からヘイト行為するなよと思いました。( ̄∀ ̄)簡単に私達を中国人でないと信じるピュアな子

 

また、結婚してからNZ旅行した時も差別を受けました。ロトルアというマオリ文化と温泉で有名な町があって、そこの有名な温泉施設のレセプションのお姉さんはまぁウザそうに私たち夫婦の受付をしました。

 

しかし入館料支払いでクレジットカードを見せたとたん、”Oh, Japanese!” と態度が一変しました。なんでわかったの?と聞くと「私の日本人の友達があなた達と同じ名字よ!」と答えました。その後はまぁニコニコと受け付けてくれました。

 

温泉内でも差別されました(水着着用の混浴です)。その施設は温度の違う温泉がいくつもあって、私たちが入ると白人のみなさんはクモの子を散らすように違う温泉に移ります。ウザそうな顔をします。舌打ちした人もいました。めっちゃ嫌がられてんじゃん…と夫と苦笑い。

 

しかし、別のエリアには大音量でおしゃべりに興じる中国人の団体さまが…。

 

私たち夫婦は普通に静かに入ってます。

 

するとさっき去っていった白人のみなさんが続々と戻ってきて、しかも私たちに話しかけてきました。
「すごくノイジーよね。ここにいる方がいいわ」
「あいつらはクレイジーだ!」
「Japaneseかい?」
「あなた達新婚旅行?」等々。
なんという手のひら返し。Σ(゚Д゚)露骨!

 

NZの擁護というわけではないですが、この人達老若男女(2〜3組の別グループ)はそれぞれ外国からの観光客でした。

 

欧米人には日本人と中国人の見分けはやはり付きません。中国人も自業自得な行動もあるでしょうけど、これだけ嫌がられてるんだなと、日本人ながら中国人を体験しました。

 

そしてアメリカ人は国自体の見分けが付きません。

 

日本は中国

Emmaが日本にいた頃の話です。Emmaは日本で英語の先生をしていました。

 

私とお茶してた時に、カリフォルニアに住むEmmaの友達がメッセージを送ってきました。

 

「Hi, 元気?私の友達が今度英語の先生として中国に行く事になったの。でも友達は中国の学校教育の事情がわからなくてとても心配してるのよ。それでね、Emmaが日本で英語の先生してるから聞いてみればいいわ!って教えてあげたの。Emmaなら今体験してるんだし分かり合えると思って。あとで彼女からメッセージ来ると思うからよろしくね!」

 

こんな内容でした。
Emmaは一言、

 

「私は中国のことなんてわからないわ…」

 

( ̄∀ ̄;;;)

 

そりゃそうですよねぇーー。Emmaが住んでるのは日本です。中国の学校事情なんてわかるわけない。私もわからん。

 

「アメリカ人って日本と中国の区別が付かないのよね。私が何度『日本に住んでるの』って言っても中国のこと聞いてくるのよ…」

 

と呆れてました。
私もそうだろうなとは思ってたけど、やっぱりそうなんだなぁとその時強く実感しました。

 

Shiki:ハワイ旅行中、ホテルでテレビを見てたら時々日本を紹介する番組を見かけるんだけどね、その時必ず中国的な音楽が流れるの。日本にはああいう”ジョワンジョワ〜ン”みたいな音楽は無いんだよねー。←うまく説明できずジョワンジョワ〜ン

Emma:I know. アメリカ人の間違った認識ね。よくあるわね。

 

とそんな話をしました。(*´∀`*)ジョワンジョワ〜ンが伝わった!

 

 

アメリカのような大陸に住んでる人には、日本のような島は一国と考えられないんでしょうかね?ハワイもグアムもサイパンもアメリカだし。(´∀`)準州とか細かいことは置いといて

 

これは私の勝手な推測として聞いてほしいのですが、アメリカ(というか欧米人)は色んな国を植民地化してましたよね。小さな島国の植民地も多くありました。

 

今は独立している国も昔はどこかの国の植民地。日本もそんな感じで中国の植民地だったとか思ってるんじゃないかなぁなんて思いました。

 

もしくはアメリカ式に日本は中国の”州”と思ってるとか。アメリカの州は州独自の文化や法律があるし、日本のことをそういう感覚で見ているのかも。台湾、マレーシア、インドネシア等も中国の州と思ってる人も多いのかもしれません。(^_-)あくまで私の推測です

 

大陸の人は島国の人間にはわからない感覚を持ってるのかもしれません。同じように、私達も大陸の人の感覚はわかりませんよね。わかるようなわからないような、何がわからないのかもわからないような、そしていくつかはわかってるような。いや、やっぱりわからない。(・ω・)何言うとんねん?

 

まとめ

今日は取り止めもない内容で、まとめもオチも特にないです。本当に心の底からわかっていない、区別がつかないという感覚があって、そういう人は世界にたくさんいるんだなぁと実感した話でした。そして理不尽な差別を受けるのは嫌だなぁと改めて思いました。

 

次回も国の区別がつかないシリーズを紹介しようと思います。

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