疑問に思ったことないですか?英語に標準語ってあるの?って。今日は英語の標準語・訛りについてお話します。
【ご注意】
ここでの情報は私が英語ネイティブの友達との会話で知ったことをエピソードとして紹介しています。法律的に定められている話ではありませんので、英語ネイティブの若者の認識という一説としてお読みください。
コメント欄に親切な方々がアドバイスを下さっているのでそちらもご参照ください。
英語に標準語は…あります
日本語の標準語は東京弁ですよね。厳密に言うとNHKで使われる言葉が標準語(共通語)と定義されてますが、私たちが認識している標準語は東京の人が話す言葉ですね。
「~じゃん」は本当は横浜の方言らしいけど、もはやスタンダード。日本の標準語はいわゆる東京人が話す言葉です。
同じように英語にも標準語はあります。
というか暗黙の了解的な標準語があります。
どこだと思いますか?やっぱり英語の本場イギリス?ということは首都のロンドンだよね!
ブブー!違います。ロンドンどころかイギリスでもありません。
えぇ!?英語の本場なのにイギリスじゃないの!?( ゚Д゚)うそん!?
どう考えても英語発祥の国が標準語だと思いますよねぇ。もし日本語が世界中で話されるようになったとして、日本語の標準語がタイのプーケットで話される言葉です、とか言われたらびっくりするし納得できませんわ。
でも英語の標準語はイギリスではありません。実はアメリカのカリフォルニアで話される英語が標準語とされています。(あくまで私の友人たちの見解です)
う~ん、イギリスじゃないならアメリカだろうなと予想はついてたけど、ニューヨークじゃなかったなんて…。首都のワシントンD.Cでもないなんて。( ゚Д゚)衝撃
私の友達Kate、Emmaはカリフォルニア出身。
そしてMatthewはニュージーランド出身。
KateとMatthewが話してる時に「Matthewの英語は訛ってるの?」とKateに聞いてみたら「えぇ。訛ってるわね。」と即答(笑)
Matthewも「うん、僕はNZアクセントだ。」とKateの即答に苦笑しながら答えます。でも日本人が方言を隠して標準語で話す…ようなことはしません。MatthewはNZアクセントのままで話します。
私が今まで出会った色々な国の人たちは、自分の国の訛りの英語で堂々と話していました。
注釈と反省
カリフォルニア英語が standard English と言われてることは、この友人たちに加え、日本のある大学で英語講師をしている人からもそのように聞きました。
その国の standard English があるはずなのにカリフォルニアが標準と言われる理由―――
たぶんハリウッド映画の影響で世界の人が聞き慣れた英語アクセントだという解釈からこのように教えてくれたのだと思います。
確固たる証拠はないけど不正解でもない説だと納得しこのトピックを作ったのですが、何件か強いお叱りも受けました。「イギリスではありません」「標準語はあります」などと言い切ってしまったのがいけなかったのだと反省しています。
私の為に時間を割いてアドバイスやお叱りのメッセージを下さった方々ありがとうございます。言葉足らずを反省します。
発音は本当に大切なのか
英語は発音が大切…ってよく聞きますが、私はそんなに大切だとは思いません。
と言うと語弊がありますが、英語を話す上で発音は最高課題ではありますが、最重要課題ではないと思っています。
日本人の完全なカタカナ英語だと通じるのがかなり難しいとは思いますが、日本人がなんとかがんばって練習した英語の発音なら問題ないと思うのです。
そして「日本人は発音がなってないからダメ!ダメダメダメ!むきぃーー!!」と躍起になってダメ出しする必要もないと思っています。(*´з`)アメリカで歌手や俳優になりたいなら別だけど
実はアメリカ本土の人たちは、ハワイの人の英語が聴き取れないんですよ!
同じアメリカなのに!?ってびっくりしますよね。ハワイの人の英語は発音が全然違うそうなのです。
ハワイの人はカタカナ英語に近い英語を話しているんです。ハワイ語が母音をしっかり発音する言語だからかな?と推測しています。日系人が多かったこともカタカナ英語に近い英語を話す人が多い理由かもしれません。(Shiki的見解)
私がハワイに行くと、ものすごく英語がうまくなったんじゃないかと自信持てるくらい聞き取れます。しかも私の英語も余裕で通じるんです。ハワイの人は日本人の英語に慣れているのだと思います。ハワイで英語話すと自信持てるのでハワイが好きです♡(´▽`)えへへ
EmmaにYouTubeでハワイの動画を見せたことがあるんです。「何言ってるか全然わかんない」って言ってました(笑) アクセントが全然違うらしいです。
One Pot Chef というオーストラリア人のユーチューバーの動画も見せてみたら「すごい!全然わかんない(笑)」とびっくりしてました。
One Pot Chef の動画はこちらで観れます。
https://fun-english.net/youtube-listening/
Kateのおばあさんはフィリピン出身でハワイ在住。なんとKateはおばあさんの英語がわからなくてお父さんに通訳してもらいます(笑) 英語を英語で通訳。東京の人が津軽弁がわからない感じですかね。
発音にこだわりすぎるのはナンセンスかも知れない
今や英語は世界共通語。世界中で話されているんだから、その国の訛りが出てもしかたないこと。英語を理解するにはその土地の英語を聴き慣れてるかどうかがカギになります。
・アメリカ本土の人はハワイの英語がわからないと言います。
・NZに住んでる日本人の友達は「アメリカ人の英語は崩しすぎてて聴き取れない」と言います。
・NZ人は隣の国のオージー英語が「訛りすぎ!」と言います。
・インド人の英語は th の発音が見事に”ティ”になるので(think=ティンク、everything=エヴリティング)、いろんな国の人から「聴き取りづらい」と言われます。
・アイリッシュ(アイルランド人)の英語はほぼ全員が「わかりにくい!」と口をそろえます。物まねの対象にもされます。
・フランス人の英語はhの音が落ちるので、he が「イー」となったり、howが「アウ」、hotelも「オテル」となったりして聞き間違うことがあります。
でも慣れればみんな聞き取れるようになります。
カリフォルニアの英語が標準語と言われていますが、正しい発音って実は在って無いようなものだと思いません?
各国訛りがあってわからないなら、日本人の英語も…いや、”私の英語も大丈夫かも!”って自信湧いてきませんか?
私の話になりますが、Emmaの弟Nickがカリフォルニアから日本に遊びに来た時、
Nickは私の英語がまったくわからずEmmaが通訳してました!!
英語話してるのに英語を通訳される私…。(ノД`)・゜・。自信喪失よ~~
しかも私もNickの英語が聴き取れませんでした。ネイティブすぎ。Nickは外国人と話すのが初めてでした。ノンネイティブへの配慮の仕方を知りませんでした。Emmaはすごく手加減して話してくれてるんだなと、Emmaの優しさを知った時でもありました。
でも2日目にはNickは私の英語を聴きとってくれるようになりました。\(^o^)/やったー!
私はEmmaに通訳されるものだと思っていたのに、Nickが「Yeah, right. (うん、そうだよね)」と返事をしたのです。嬉しかったぁ!!私も最後の方はNickの容赦ないネイティブ英語が少しわかるようになっていました。
会話って発音より相手を思いやる気持ちが大切だなぁと思いました。お互いが仲良くなりたいと思えば会話は成立するのです。
まとめ
英語の標準語はカリフォルニアです。暗黙の了解ってやつですが。(^o^)国際会議とかで決められたものじゃないから注意してね!
英語にも方言があって、方言は慣れれば聞き取れる。日本でも方言が強い地域の人の言葉が聴き取れなくても慣れるとわかってきますよね。でも自分がその方言のイントネーションを完璧にしなくても話は通じますよね。
英語も同じです。発音はキレイなのが良いにこしたことはありませんが、極端なカタカナ英語でない限り、恥じることはありません。フレーズと話すリズムが上手くなれば英語は通じます。
発音の問題に関しては私の考えに賛成できない人もいると思います。でも私はみなさんに自信喪失させる為にこのブログを作ってるのではないので、否定的なことは言いたくありません。ご理解頂ければ幸いです。\(^o^)/がんばる人をひたすら応援するブログ!