eventually と finally の違い、難しいですよね。
どちらも同じような訳され方をするので悩む人が多いようです。
実は私は eventually の意味を最近まで知りませんでした。
なので先入観なく eventually の意味を知ることができたのでラッキーだったと思います。
先日、Emmaが私にメッセージをくれた時にこの単語を使っていて、文脈でニュアンスを知りました。
少し内容は変えますが、“We’ll get old eventually.” というフレーズで使っていました。
eventuallyとfinallyの辞書に載っている意味
まず英和辞書で調べてみましょう。
辞書などには eventually も finally も「結局は」「最終的には」「ついに」「やがて」という意味が載せられています。たくさんあるのでどれが一番しっくりくる訳なのか分かりづらいですよねぇ。。。
実はネイティブもなんとなく使い分けてるので、説明は難しいようです。
同じでしょ?って言う人もいます。でも彼らは感覚でちゃんと使い分けてます。
ネイティブってそんなもんですよね。
日本語も微妙なニュアンスの違いなんて説明できないけど、ちゃんと使い分けてるものがたくさんありますし。
「たぶん」と「おそらく」の違いは?
「もちろん」と「当然」の違いは?
と聞かれても、うーーん…と考え込んでしまいますよね。
eventuallyとfinallyが超簡単にわかる違い
でもコレが一発でわかってしまいますよ!
用意はいいですか?悩んでたの何だったの!?ってなりますよ!いきますよ?
eventually は「やがて」
finally は「ついに」
で覚えてください!!!以上!( ̄∀ ̄)どやっ!
∑(゚Д゚;;)
ちょちょちょ!ちょい待てーーーい!!!(; ̄Д ̄)ノ
わからーーーーん!!!そんな甘い説明でわかるかーーーい!
あ、やっぱり?(ノ∀`)テヘペロ
この一言説明、かなり的確なんですけどね。これから説明することを読んだ後に
eventually は「やがて」
finally は「ついに」
を読み返すとなるほどね!ってなりますよ。
「やがて」「ついに」の持つニュアンス
英語のブログですが日本語で考えてみましょう。
「やがて」と言うとなんとなく静かな感じがしませんか?
流れに身をまかせるような、自分ではどうすることもできないような、自然にたどり着いた先…という感じがします。「なんだかんだ言って」というような感じです。
そして「ついに」には、とても積極的なニュアンスを感じます。
がんばってがんばってとうとう!というような、ずーっと待ち続けてやっと!というような、何か努力や期待を込めたニュアンスを感じますよね。「やっとこさ!」という感じです。
「がんばったけどダメだった」という残念な結果の時にも使いますよね。「ついに倒れた」という感じで。積極的というとちょっと語弊があるけど、積極的にがんばったというニュアンスで解釈できそうです。
eventually, finally も日本語とほぼ同じです。「やがて」と「ついに」の持つニュアンスと同じように使えばOKです。
でもこの単語だけ知っても本当に使いこなすことはできないので、例文も読んでくださいね。
eventually と finally のニュアンスの違いもわかるように工夫しました。
例文
では例文いきましょう!
eventuallyは未来形に便利
eventually は未来のことを言う時に使える便利な単語です。もちろん過去形にも使えます。(台風の例文を参照)
We’ll get old eventually.
私たちはやがて年を取ります。
She’ll eventually get used to her job.
彼女もそのうち仕事に慣れるでしょう。
finallyは過去形によく使います
My grandpa finally turned 90.
おじいちゃんはとうとう90歳になった。
I finally got my driver’s license!
ついに運転免許を取った!
ニュアンスの違い
The typhoon has passed eventually.
台風はやがて過ぎ去った。
The typhoon has passed finally.
台風がやっと過ぎ去った。
I finally made it!
ついにやり遂げた!
I eventually made it.
最終的にはやり遂げた。
She’ll eventually get to the summit.
彼女はやがて山頂に着くでしょう。
She finally got the summit.
彼女はとうとう山頂に着いた。
She finally run out of steam halfway up the mountain.
彼女は登山の途中でとうとう力尽きた。

*画力の無さから誤解を受けそうですが、eventually は決して楽をしているということではなく、”自然と”という意味で捉えてください。fainally も苦労だけのイメージではなく、”やっと”という感じも含まれます。
順序を表す時には finally を使います。
Finally, I’d like to say thank you.
最後に、感謝の言葉を述べさせて下さい。
Finally, sprinkle cocoa powder over the cake!
最後にココアパウダーをケーキにふりかけてできあがり!
料理や折り紙など作り方を説明する時や、会議や式のプログラムで「最後に」と言う時は finally です。
ニュアンスの違いはあいまいな部分もあります
この手の似たような意味の単語は使う人の主観が入るので、絶対この言葉を使わないと間違い!というものではありません。
彼女は eventually を使うけど、彼は finally を使うよね…なんてこともあります。地域や年代でも変わります。
他の人のブログもちょっと覗かせてもらいましたが(日本人、英語ネイティブ共に)、けっこう書いてあることはバラバラでした。
英語に触れるなかで感じたニュアンスが、人それぞれ違うからだと思います。
それでいいと思います。通じるし。
みなさんも色んなサイトでたくさん調べたと思いますが、どんな言葉も自分が納得した解釈のものを使えば良いと思います(*^^*)
私も100%正解の英語を紹介することはできません。

100%正解の日本語すらアヤシイ…
なるほどね!と参考にしてもらえればいいなと思って作成しています。
難しく考えず、気楽に楽しく英語を使いましょう!
You’ll eventually understand the difference between these two words!
まとめ
eventuallyはやがて、finallyはついに、というイメージで覚えると理解しやすい
微妙なニュアンスの英語の違いは、肌で感じて自分のものにするしか本当の意味で理解はできないと思います。
でもこういうヒントをたくさん吸収していくうちに自分でも本当の理解ができてくるので、たくさんの英語、たくさんのヒントに触れてくださいね!
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